世界を魅了した「青」浮世絵名作展~三島佐野美術館
先月末から関わっていた仕事(約10点)が
やっと終わったので
気分転換に~
三島佐野美術館へ
大好評の
世界を魅了した「青」
浮世絵名品展
を見てきました。
浮世絵に使われた青絵具の変遷を展示しています。
始めは露草の花弁からとった染料の
「露草青」が使われたが、光や水に弱く 現在では 橙色に退色。
次に 藍葉を発酵、酸化した染料の
「藍」
その次に ドイツで作られた合成染料のベルリンブルー
「ベロ」
非退色で鮮明な青であり、代表的な作品として 北斎の『富嶽三十六景』
「空気遠近法」と云われる ベロのぼかし摺り(グラデーション)は
空の広さ、海の深さなどを表現できた。(以上、美術館内の解説書より)
それぞれの「青」で表現されている浮世絵に さらに技法も施され
時代も感じる 素晴らしい作品群でした。
(展示作品は東京・礫川(こいしかわ)浮世絵美術館所蔵)
となりの
「隆泉苑」の
庭園は
新緑がまぶしい
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