旧林家住宅(岡谷市)を訪ねて。

テンコ

2018年08月20日 13:20

旅ログつづき~~~

夏休み2日目 8/16(木)

 涼風に吹かれて 
宿周辺を 朝散歩。
鹿教湯温泉の言われは、
「鹿に化身した文殊菩薩が 山中に湧く出で湯を教えた」ということから。。。 


屋根付きの橋 五台橋を渡り

石段上った所に その文殊堂
天井に龍の絵、建物は古く 
元禄時代のもの。 

 宿に戻り 温泉につかり、
朝ごはんをガッツリ食べてからGo
R254→長野自動車道;梓川SAスマートIC→岡谷IC降りて 旧林家住宅へ 着くと同時に雨



旧林家住宅(重文)は
明治後期製糸業で財を成した 林国蔵氏の居宅 
「幻の金唐革紙を今に残す」と言われる貴重な建築物です。



きんからかわかみ
金唐革紙とは
金属箔(金・銀・錫)を貼った手すき和紙に、文様を彫った版木を重ねて凹凸をつけ、彩色、ワニスを塗った 豪華な壁紙のこと。

離れの二階座敷の壁や天井 すべてに貼り巡らせてあったのには 驚きでした。しかも和室に。。。!


天井の文様


ここが 土蔵造り(窓が少ないため直射日光遮断、湿気も少ない)だったことで 劣化、褪色も少し抑えられたとのこと
当時は 豪華絢爛な座敷であり、外国からのバイヤーとの商談の場であったとのこと。



建物も 様々な銘木が使われていて 細かい意匠が至る所に施されていました。 
 
欄間の 透かし彫り
 繊細な欄間彫刻。

襖の引手などもすべて違うデザインでオシャレ~つい魅入ってしまい、画像撮り忘れ。


主の遊び心も チョイチョイアリ。

下の座敷には 階段が見あたりません。二階へは どう上がる?
案内の方が 隅の襖をさっと開けると そこには上につながる階段が・・・。 

また この離れには洋館が併設されていて 洋館の玄関から入り、すぐ横の扉を開けると茶室が・・・。 これまた 外国からの客人のおもてなし、サプライズ的な~'(*゚▽゚*)'・*

 見学は一時間余り、私たち二人だけだったので 案内の方がとても丁寧に詳しく解説して下さり 感謝。
いろいろと趣きのある 旧林家住宅(近代化産業遺産ですと)でした。


この後、諏訪湖ほとりで買い物してから、 
諏訪IC:中央フリーウェイ:大月JCT→東富士五湖道路→御殿場:東名で 帰宅。 
例によって、行き帰りは同じ道を行かない私っちでした。 
おしまい。('-^*)/


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