皇居三の丸尚蔵館にて。

テンコ

2024年05月26日 15:15

 
 昨日 久しぶりのお江戸へ~
昨秋 新しく建造された皇居三の丸尚蔵館の開館記念展(第四期)「皇室のみやびー受け継ぐ美」を 観てきました
 さすがに皇居内 皇宮警察があちこちで警備、巡回。 チョッと緊張の持ち物検査をスルーして 大手門をくぐる

 予約した時間より 少し早めだったので 東御苑内を散歩。。 
ガイドマップを見ていたら ふいに外国人観光客から 今いる場所はどこ?大手門に行く道はどれ~?と聞いてきた
あわてて マップを指さしながら ここで こう行くよと 片言の英語と手、身振りでなんとか教えると センキュー!と バタバタ去って行った..
 どっと 汗が出たわ~(;*_*A 

 本丸大芝生前で小休憩、大奥跡とか松の廊下跡とか...(ここは江戸城内だったネェ^^) 
 その後 戻って 尚蔵館へ
   
「唐獅子図屏風」狩野永徳 桃山時代(国宝)
  
 獅子の迫力と大きさに 驚く
萩藩毛利氏より明治天皇へ献上 とのこと
 館内撮影OKだけども、人の多さで うまく撮れない

 そして お目当ての  
伊藤若冲、「動物綵絵」(国宝)三十幅のうちの四幅。 暫し鑑賞。。


  

   
 「老松孔雀図」       「諸魚図」
 「芙蓉双鶏図」       「蓮池遊魚図」

 圧倒的な色彩美とリアルな構図に いつも感動。
若冲の「動物綵絵」三十幅は 10年掛けて完成、1766年京都相国寺へ寄進され 明治時代に皇室献上 とのこと
皇室に保存されてたことで 海外流出も防げて 保存状態も良好 ここで観られて良かったこと~^^v。 


 こちらは 藤原行成「粘葉本和漢朗詠集」
でっちょうぼんわかんろうえいしゅう (平安時代)

 藤原行成というと NHK大河小説「光る君へ」に出ていて 藤原道長の年下の友、書に秀でている人物で TVでは今 蔵人頭になっているd^^   ちなみに 和漢朗詠集は 藤原公任(道長の友人)が編纂した詩文集。
 流れるような美しい仮名、文字、そして亀甲模様の料紙も とても素敵

この他 国宝、重文のものあり あっという間の一時間でした
~6/23日(日)迄 (入館はWeb予約のみ)

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