2021年07月30日17:37

オンライン講座。



 コロナ禍で 1年半程 休んでいた文化講座。 オンライン受講のメールがきたので 受講してみた
いつもの 重森千靑先生の講座
日本庭園における美 「燈籠」
燈籠の大好きな私としては 見逃せないッ!(^^)!
早速 ZOOMアプリを取り込み 開始時間まで ドキドキで待つ。。
 
 時間ちょうど 京都在住の先生は「京都は、祇園祭のこの時季 とても蒸し暑いですゥ...」と挨拶され すぐに講義スタート。 丁寧に解りやすく語られ 資料を横にメモとりながら PC画面を見ていました( ..)φ…。
  画面の燈籠は 桂離宮内にあるもの。

 
燈籠とは本来 社寺への献火、献燈のための設備であったのを 安土桃山時代の茶人が照明として見立て それが「庭燈籠」となった。
と、始まり ヘエ~~(;'∀')

 燈籠の歴史から 種類、各パーツの説明 それに施されている意匠、そして日本人の美意識の高さなど熱く語り 90分があっという間。
途中 京都真如堂のお庭の燈籠に触れて 十年前見て良かったなって 思い出す。 それはこちら⇒真如堂の燈籠
 
 コロナが収まったら行きたいな とか思うけれど なかなかそうもいかず
せめて 映像や本でも読んで 行った気分になろうかと。。。四葉のクローバー


Posted by テンコ
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2018年07月08日23:50

酬恩庵一休寺のお庭

 「京のお庭講座」を 聴講してきました。
今回は 京田辺にある 酬恩庵庭園(一休寺) です。

数年前、母と訪れ 枯山水のお庭であったことを 憶えていました。 
が、講義を聴いて 見忘れていたお庭、または非公開の庭など 合計5つもあることを知りました。( ..)φメモメモ
画像を探したら2枚、2009年9月撮影、もう9年も経ってました。┐('v`;)┌ 

方丈南庭
平庭式枯山水庭園


背後にある建物は 
一休禅師の御廟、
その隣(檜皮葺屋根)は 一休さんが住まわれていた建物(虎丘庵) 
虎丘庵は京都東山にあったものを 応仁の乱の時移築。
奥の山々と手前の白川砂の無の空間、加えてサツキの植栽が 柔らかな風情を出しています。

この他、方丈東庭の「十六羅漢の庭」のこと。北庭の棟燈籠のこと。 
また このお寺は 兵火によって焼失、再興の繰り返しで、一休没後また荒廃、それを大阪夏の陣の際 立ち寄った前田利常が見て嘆き 修理再建したこと。 
一休さんの御廟は宮内庁管理(後小松天皇の血筋か)など他、いろいろと興味深い内容でした。四葉のクローバー



Posted by テンコ
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2018年05月16日21:26

京都 圓通寺のお庭

仕事の合間というか谷間というか・・・ちょこっと気分転換(*´ー`*)
 京のお庭講座「圓通寺(えんつうじ)」を 聴講してきました。

先月、京都 大原の三庭(三千院、宝泉院、実光院)を観てから 
岩倉にある圓通寺に 寄ってきました。
もちろん、この日の為に。。。

本堂に座り 
ご住職の低いトーンの
解説テープが流れる中で 暫し観賞。


ここ圓通寺は 後水尾天皇が造営された幡枝離宮の跡。(この後、あの修学院離宮造営)
庭園は 比叡山を借景とした「枯山水平庭」

さて 講義では、庭園の石組みについて
(先生の資料をもとに)
立石、横石、伏石との取り合わせはバランスよく 、さりげなく組まれているようで 表情が各々異なり 力強い構成です。 手前に大きい伏せ石、奥に小さい石を配し 遠近感をもたせています。 こうした低い石組みと背景の山とが融合し 自然の流れを作っています。
 半円を描く様に組まれているのも 圓通寺の特徴だそう。 
石質は紀州の緑泥片岩、スギ苔に覆われていますが 先生曰く 元々は白川砂が敷かれていたのでは。。。ですと( ..)φメモメモ 


現在は 周辺環境が変わってしまい 山並みの一部しか観れませんが、 その昔は 比叡山からの山並み、山裾まで見えたという...
京都には 比叡山が見える借景庭園のお寺としては この「圓通寺」と「正伝寺」だけだそうです。四葉のクローバー

Posted by テンコ
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